こんにちは!今回はヒアルロン酸注入による涙袋形成術についてお話させて頂きます。
涙袋とは、目袋とも呼ばれ、笑った時にぷっくりと膨れることから、涙袋がある男性は優しく若々しい印象を与えることができます。
涙袋というと女性に人気の印象ですが、近年では優しい印象の目元にしたいというメンズが増えているため、男性にも人気の施術です。
女性に比べると、あまり大きな涙袋は好まれず、あくまでも自然に・ナチュラルに涙袋を作りたいという男性が多いです。
オトコの涙袋形成のポイント① クリニック選び
クリニック選びのポイント
美容クリニックが男性にも一般的になっており、美容整形手術を受ける男性も急激に増えてきていますが、とはいえ、美容外科はまだまだ男性にとって「怖い」「恥ずかしい」など敷居が高いものです。「女性ばかりのところへ行くのは・・」という方も多いと思います。
今は、男性専用美容クリニックや、男性専用美容クリニックも増えてきていますので、女性ばかりのところは恥ずかしい・・という方は、「男たちの美容外科」や「ゴリラクリニック」といったメンズ専門美容クリニックもありますので、一度相談してみてはいかがでしょうか?
ただ、今や男性も美容外科や美容皮膚科といった美容クリニックへ行くことが普通の時代ですので、心配せずに勇気を出して受診してみることをお勧めします!
まずはカウンセリングを受けよう!
初めての美容クリニックは緊張するものです。よくわからずに勧められるがまま施術を受け、後悔した・・なんてことがないように、まずはカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
担当の先生は分かりやすく説明してくれるか?料金は?クリニックの雰囲気や清潔感は?など、実際にクリニックを訪問してみないとわからないことはたくさんあります。
予約の際に「カウンセリング希望」と伝えれば無理に施術を勧められたりはしないはずです(無理に勧めてくるようなクリニックではやらないほうが良いと思います)。
オトコの涙袋形成のポイント② 最適なヒアルロン酸は?
ヒアルロン酸って何?
ヒアルロン酸とは、もともと人間の体内にある成分で、非常に保湿力の高い成分です。化粧品などで「ヒアルロン酸配合」という言葉をよく聞きますが、保湿力が高いため、お肌の保湿に非常に効果的なんです。
ヒアルロン酸を体内に注入する目的としては、もともと体内にある成分なのでアレルギー反応が起こりにくく、また、最終的に体内に吸収をされることから、安全性が高い注入材(フィラー製剤)を涙袋の形成やしわの改善などに使用されています。
どんなヒアルロン酸が涙袋には向いている?
ヒアルロン酸と一言で言っても、種類がたくさんあります。美容クリニックのホームページなどを見ても、たくさんの種類のヒアルロン酸があり、よくわからないと思います。
涙袋形成に向いているヒアルロン酸の特徴としては、「柔らかいヒアルロン酸」であるという点が挙げられます。
あごの形成や鼻の形成には硬めのヒアルロン酸が向いているのですが、涙袋や唇といった柔らかい部位の形成には柔らかいヒアルロン酸が向いているのです。
具体的には、日本の厚生労働省の認可を受けたヒアルロン酸である、アラガン社の「ジュビダームシリーズ」の「ボリフトXC」や「ボルベラXC」辺りが人気です。また、コストパフォーマンスの良さから韓国製のヒアルロン酸も多く使われています。
涙袋形成ヒアルロン酸の値段の相場は?
涙袋形成ヒアルロン酸の値段はクリニックによってまちまちですが、1本買い取り制と使用した分だけ支払い制によって大きく変わってきます。涙袋に使用するヒアルロン酸の量は、おおよそ両目で0.2~0.3cc前後が一般的です。
1本買い取り制
おおよそ、2万円~10万円くらいが相場です。製剤によって値段が異なり、前述のジュビダームシリーズは値段が高く、韓国製などのヒアルロン酸は値段が安い傾向があります。1本買い取り制のメリットは、ほかの患者とのヒアルロン酸の使いまわしがないため、より安心・安全であるという一方、デメリットとしては、1本使い切らなかった場合無駄になってしまうという点が挙げられます。
使用した分だけ支払い制
0.1ccあたり数千円程度が相場です。こちらも製剤によって価格の相場は異なります。こちらのメリットとしては、必要な分量だけ使用するので、無駄がなく、費用が抑えられるというメリットがあります。半面、一人ひとりの専用のヒアルロン酸ではないので、神経質な人には向かないかもしれません。もちろん、感染対策はしっかりとしたうえで使用しているはずなので、安全面に心配はないと思います。
オトコの涙袋形成のポイント③ ダウンタイムは?
ヒアルロン酸注入後の腫れや痛みは?
ヒアルロン酸を注入するということは、注射をしてヒアルロン酸を入れるということなので、どうしても腫れや痛みが起こる可能性はあります。ただ、メスを使った手術ではありませんので、強い痛みが何日も続くといったことはほとんどの場合起こりません。腫れについては、前述したようにヒアルロン酸自体が非常に保湿力が高い成分のため、注入後数週間程度は注入した部位の周りの水分を吸収し、腫れぼったく見えることがあります。徐々になじんでいきますので、基本的には心配ありませんが、心配な場合にはクリニックに相談しましょう。
仕事は休まないといけないのか?
ヒアルロン酸による涙袋形成は基本的には仕事を休むような施術ではありません。ただし、針を刺したことによる内出血が起こるリスクはあります。女性の場合はメイク(コンシーラー)で隠したり、目立ちにくくしたりすることができますが、男性の場合は普段メイクをしないので難しいかもしれません。コンシーラーは100円均一ショップなどでも購入できますので、もし内出血が起こってしまい、目立つようであればコンシーラーを使うことで目立ちにくくすることができます。
ヒアルロン酸によるリスクや副作用・注入後の注意点は?
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、アレルギー反応が起こるリスクが少ないと書きましたが、それでも可能性としてはゼロではありません。また、ヒアルロン酸の注入量や涙袋の形がイメージと違ったというリスクもあります。ヒアルロン酸の優れている点は、そういった場合、ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を注射することで、ヒアルロン酸を分解し、元に戻すことができるという点です。
また、ヒアルロン酸による一番大きなリスク・副作用は、ヒアルロン酸が血管に詰まってしまうというリスクです。可能性としてはものすごく低い可能性ですが、もしも起こってしまった場合、血管に詰まったヒアルロン酸が血流を遮断するため、その部位の皮膚が真っ白くなり、非常に強い痛みを生じます。万が一こういった症状が起こった場合には、ヒアルロニダーゼによって溶解する必要があります。直ちにクリニックに連絡してください。
ヒアルロン酸注入後ですが、ヒアルロン酸がなじむまでのしばらくの間はこすったり、過度に触ったりしないようにしましょう。特に施術当日は触ることによって感染を起こすリスクが上がったりしますので、気になるとは思いますが、触らないのが一番です。
ヒアルロン酸による涙袋形成のまとめ
いかがでしたでしょうか?ヒアルロン酸が初めてのメンズには怖いこともたくさん書きましたが、ヒアルロン酸の注射は毎日たくさんの人が受けている比較的リスクの低い施術です。まずはクリニックを訪問し、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?その際、メリットだけを説明し、リスクや副作用について説明しないクリニックでは施術を受けないようにしてください。
全ての男性の美容クリニック選びの参考になれば幸いです!最後までご覧いただきありがとうございました。